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「矯正歯科医」と「一般歯科医」の違いとは?

「矯正歯科医」と「一般歯科医」の違いとは?

日本には約10万人の歯科医師が存在し、ほとんどが「一般歯科」を行なっています。一般歯科は、一般的な歯科医師が治療を行ない、むし歯治療、歯周病治療、入れ歯治療、審美歯科治療、インプラント治療などの幅広い歯科診療を行います。それに対して「矯正歯科医」になるためには、歯学部で6年間の教育を受け、さらに大学病院などで矯正治療に特化した研修をしなければなりません。そのうえ矯正認定医となるためには5年以上の臨床を行い、学会の認めた矯正歯科臨床に関連する論文を発表し、学会認定医委員会の審査に合格しなければなりません。矯正医の数は約3,000人で、全体の歯科医師数(約10万人)に対してわずか3%ほどしかいません。
しかしながら、日本では歯科医師であれば「矯正歯科」の看板を掲げることができるので、標榜だけでは矯正専門医院かどうかは判断ができません。
ですから、認定医の資格を所持している歯科医師がいるかどうかはクリニックを選択する際の一つの基準になるでしょう。

矯正治療の流れ

1初診・相談(約30分)

初診・相談(約30分)

ご来院・受付 患者様が診療所を訪れたら、最初に問診票にお名前、歯並びについての懸念点、治療に対する質問、希望などを記入していただきます。紹介状をお持ちの方はご提出ください。
問診・お口の中の診察をした後、カウンセリングを行います。カウンセリングでは、治療の流れ、使用する装置、料金などについて説明します。

2精密検査(30分~)

精密検査(30分~)

お口の中の状態を詳しく知るために、レントゲン及び、口腔内、顔面写真の撮影、歯の型を採取します。

3診断(30分)

診断(30分)

精密検査の結果と治療方針について説明します。治療オプションが複数ある場合、それぞれの利点と欠点について説明し、患者様と共に治療法を選択します。治療同意書を作成し重要な情報を文書で提供します。

4治療開始〜通院(30〜60分)

治療開始〜通院(30〜60分)

治療が始まると、3〜8週ごとに通院します。通院の頻度は治療装置の種類により異なります。通院時には、必要に応じてブラッシンッグ指導、歯のクリーニングを行います。

5保定・メインテナンス

保定・メインテナンス

歯は動かしたばかりの状態では骨や歯周組織が安定していないため、元の位置に戻ろうとします。この後戻りを防ぐために、保定装置(リテーナー)をしっかりと使用することが非常に重要です。保定装置のタイプは症例に応じて異なりますが、当院では取り外しができる床タイプのものと歯の裏から固定するワイヤータイプを使用します。通院間隔は数ヶ月ごとに徐々に空いていき、最低でも2年間は通院し、歯並びが安定するまで経過を観察します。その後、1年に1,2回の定期検診をお勧めします。

注意事項

ご予約の時間は必ずお守りください。

約束の時間に遅れた場合、予定していた処置が行えなくなる場合がございます。約束時間の5分前には来院されますようお願いいたします。時間に遅れる可能性がある場合は、お早めにご連絡ください。ご連絡なく10分以上遅れて来院された方は予約を変更させていただくこともありますのでご了承ください。